高血圧の生命保険

高血圧といったら、生命保険加入を断られてしまった。よく聞くお話ですよね。

なぜ、高血圧だと生命保険加入を断られてしまうのでしょうか。

高血圧の方が生命保険加入を断られていた理由は、高血圧の合併症にあります。

心筋梗塞・脳梗塞・脳出血・糖尿病・・・重大疾患ばかりですよね。

高血圧は、自然治癒されるものではなく、むしろ悪化して心臓や肝臓・脳などに影響を与えていきます。将来、これらの合併症が発病する可能性が高いので、生命保険加入ができない傾向にありました。

しかし高血圧は、現在日本人の4人に1人は発症しているといわれるほどの生活習慣病です。そのため、現在では高血圧でも入れる生命保険が増えてきてはいます。たとえば、高血圧の治療を長期にわたって受け続けている方は、現在高血圧ではない方より高血圧が進行して、合併症を引き起こす可能性が低いとされて、むしろ健康には気を使うと判断されるそうです。

注意しなければいけないのは、治療を開始したばかりや、加入時の診察で高血圧が判明して条件付の生命保険加入になった場合です。条件付の場合、保険料が割り増しになったり、死亡保険金が少なかったりということがあります。また、高血圧が原因で発病されたとされる病気の場合、保険金がおりない可能性もあります。

こういったことの無いように、慎重に生命保険会社を選んでいきましょう。

最近では、複数の保険会社から高血圧などの持病などを考慮して、どこのどのような生命保険がぴったりなのかを保険のファイナンシャルプランナーがアドバイスしてくれる店舗も増えてきていますのでこういったところを活用するのも手かと思われます。



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